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Photoshopの描画モード、20種を同じ実験で並べた|サムネで使うのは5つだけ

描画モード20種を並べた 動画編集

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こんにちは、コムたんです。サムネやデザインをPhotoshopで作ってます。

結論:描画モードは27種類あるけど、サムネで毎日使うのは「乗算・スクリーン・オーバーレイ・ソフトライト・カラー」の5つだけ。残りは「こういう時にこれ」と1つずつ覚えれば十分です!

描画モードって、名前を見ても何が起きるのか想像しにくいですよね。なので、全部のモードで同じ実験をして、結果を並べてみました。

実験のやり方

  • 下のレイヤー:左が黒 → 右が白のグラデーション
  • 上のレイヤー:上が黒 → 下が白のグラデーション
  • 上のレイヤーの描画モードだけ変えて、出来た色を17×17のマス目で測る

こうすると「下が暗くて上が明るい所」「両方明るい所」…が1枚に全部入るので、モードの性格がひと目でわかります。左上が両方黒、右下が両方白です。

描画モード20種の結果を並べた図
b=下の明るさ、s=上の明るさ(0〜1)

並べてわかった面白いこと

  • 乗算は必ず暗くなる、スクリーンは必ず明るくなる。図でも乗算は右下以外ほぼ暗く、スクリーンは左上以外ほぼ明るい。影は乗算、光はスクリーン、が理屈どおり
  • オーバーレイとハードライトは、同じ式で「どっちを基準にするか」だけが違う。図を見ると、オーバーレイは左右(下の明るさ)で、ハードライトは上下(上の明るさ)で性格が切り替わっている
  • ソフトライトは、Web用に公開されている計算式とぴったり一致した。「Photoshopだけの独自の式」と言われることがあるけど、少なくとも今のバージョンでは同じでした
  • 差の絶対値は、対角線が真っ黒。同じ明るさの所が消えるので、2枚の画像のズレ探しに使える
  • ハードミックスは白と黒しかない。ポスターっぽい2色にしたい時用
  • 除算は真っ白に飛びやすい。上が暗いほど明るくなるので、ほぼ使わない

色が関わる4種(色相・彩度・カラー・輝度)

この4つは白黒の実験だと全部同じに見えるので、赤茶の上に青を重ねて色を測りました。

色相・彩度・カラー・輝度の4種で赤茶の上に青を重ねた結果の色見本
  • カラー:上の「色み」と「鮮やかさ」で、下の「明るさ」はそのまま。写真の陰影を残したまま色だけ変える時に使う
  • 輝度:上の「明るさ」だけ持ってくる。色は下のまま
  • 色相:上の「色み」だけ。下が鮮やかだとほぼ上の色になる
  • 彩度:上の「鮮やかさ」だけ。色みは下のまま

サムネでの使いどころ

モードサムネでやること
乗算人物や文字の影、写真の端を暗くする
スクリーン光・キラキラ・逆光を足す
オーバーレイ写真のコントラストを上げる、文字に質感(柄)を乗せる
ソフトライトオーバーレイだと強すぎる時
カラー背景の写真を、文字の色に合わせて染める

文字に柄を乗せる時の注意:レイヤースタイルの「パターンオーバーレイ」の描画モードは、文字自身の色ではなく、下のレイヤーと合成されます。背景が透明だと、どのモードにしても「通常」と同じ見た目になるので、思った通りにならない時はここを疑ってください。

つまずきやすいところ

乗算で影を置いたら、白い部分が消えた

乗算は「上の暗い部分だけが下に乗る」モードなので、白は何も乗らないのと同じになります。白や明るい色の影を付けたい時は、スクリーンか通常にしてください。

レイヤースタイルのグラデーションで描画モードを変えても変わらない

グラデーションオーバーレイやパターンオーバーレイの描画モードは、文字自身の色ではなく、下にあるレイヤーと合成されます。背景が透明だと、どのモードを選んでも「通常」と同じ見た目です。文字の塗りに対して乗算やスクリーンをかけたい時は、文字レイヤーを複製して上に重ね、レイヤー自体の描画モードを変えてください。

焼き込みカラーと乗算、どっちを使えばいい

どちらも暗くなりますが、焼き込みカラーは乗算より強く、色も濃くなります。影や写真の端を暗くするなら乗算で十分です。焼き込みカラーは一気に潰れるので、使うなら不透明度を30〜50%に下げてからにしてください。

写真の色味だけを文字に合わせたい

文字と同じ色のレイヤーを写真の上に置いて、描画モードを「カラー」にします。明るさはそのままで色味だけが変わります。逆に明るさだけ合わせたい時は「輝度」です。

まとめ

  • 毎日使うのは 乗算・スクリーン・オーバーレイ・ソフトライト・カラー の5つ
  • 影は乗算、光はスクリーン、色だけ変えるならカラー
  • パターンオーバーレイの合成は「下のレイヤー」とされる

文字の縁と影の数値はサムネ文字の縁取りと影の数値、文字の詰め方はサムネ文字の詰め方に書いています。

この記事で使っているソフトは Photoshop です。まだ持っていない人は、Adobe公式のPhotoshopのページから無料体験で始められます。

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