レイヤースタイルの各設定は何を変えるか

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レイヤースタイルの各設定は何を変えるか|265枚描いて測った

ドロップシャドウ・光彩・グラデーション・ベベル・サテン・境界線の設定を1つずつ変えて265枚描き、見え方がどう動くかを測りました。「効いていないように見える設定」の原因3つも。

結論

見た目を大きく変えるのは「影の」「グラデーションの整列」「ベベルの深さ・サイズ・高度」「縁の位置」。逆に「の範囲」は輪郭を設定しないと何も起きません。

こんなときに開く
  • レイヤースタイルの数値を変えたのに見た目が変わらない
  • 影を2枚重ねたいがどこで重ねるのか分からない
  • 光彩の「範囲」が何をする設定か知りたい

測り方

暗い青のグラデーション×白縁8px×影4枚の文字を基準にして、設定を1つだけ変えて描き直し、見え方の指標86個で差を取りました。Photoshop 27.10(Mac)です。

はっきり効く設定

設定何が変わるか
影の輪郭外側の色と広がりが大きく変わる。見た目は12種で別物。数値だけ見ると「山」「二山」「反転」が近く出るが、絵は全然違う(輪郭12種の見え方)
影のノイズ0→100 で外縁の彩度が落ち、ざらついて明るく見える
グラデーションの「レイヤーにあわせて整列」オフにすると文字の芯の暗い部分が消える。文字の形ではなくレイヤー全体でグラデを割り付けるため
グラデーションの種類・角度・比率当然大きく動く
ベベルの深さ・サイズ・高度・テクニック・スタイル立体の出方が全面的に変わる
の角度・距離・サイズ中の縞模様が変わる
の位置(外側/内側/中央)文字の太さの見え方が変わる。同じ8pxでも外側が一番太く見える

「効いていない」ように見える設定と、本当の原因

設定本当の原因
光彩(外側・内側)の「範囲」輪郭を設定していないと効かない。範囲は輪郭の当てはめ方を決める値なので、輪郭が「線形」のままだと動かない
不透明なが上に乗っていると、下げても見えない。設定自体は効いている
影の差が小さく、指標に出なかった。実用上はほぼ無視してよい
グラデーションの中間点停止点が2つだけだと差が出なかった。要再検証(未確認)

「効かない」と判断する前に、上に乗っている別の効果に隠れていないか、輪郭が既定のままではないかを確かめると、だいたい原因が見つかります。

多重にできるのは4つだけ

・シャドウ(内側)・・境界線は、同じ効果を複数枚重ねられます。光彩(外側・内側)・グラデーションオーバーレイ・・サテンは1枚ずつです。影を4枚重ねて「柔らかい影+締まった影」を同時に作る、といった使い方はこの4つでだけできます。

チェックを入れないと無視される項目

ベベルとエンボスの「光沢輪郭」と「テクスチャ」は、それぞれの項目にチェックを入れないと、中の設定を変えても一切反映されません。エラーも警告も出ないので、僕は長いあいだ光沢輪郭が効いていないことに気づきませんでした。「変えたのに絵が変わらない」ときは、まずチェックを疑ってください。

数値の目安

縁・影の太さを何pxにするかは、文字サイズとの比で決めています。190pxの文字での目安はサムネ文字の縁取りと影の数値に表があります。

→次に読む輪郭(コンター)12種の見え方|影と光彩でどう変わるか読む →
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