TOP › Photoshopリファレンス › フィルターと色調補正の数値はどこまで効くか
フィルターと色調補正の数値はどこまで効くか|160点の実測
ガウスぼかし・アンシャープ・ハイパス・ノイズ・明るさ・コントラスト・露光量などの数値を少しずつ変えて160点描き、どこから先は見た目が変わらないかを測りました。
結論
ぼかしは16pxを超えると見た目の差が小さく、は3px前後でほぼ頭打ち。明るさを変えたいなら「明るさ・コントラスト」より「」の方がはるかに強く効きます。
こんなときに開く
- 背景の写真をぼかす時、何pxまで上げれば十分か知りたい
- 写真を暗くしたいが明るさ・コントラストだと弱い
- 文字の形を太らせたい
測り方
同じ画像に数値だけ変えてかけ、「かける前」と「かけた後」で画面の点がどれだけ変わったかを数えました()。数値を上げても画素差が増えなくなる所を「これ以上は見た目が変わらない」としています。Photoshop 27.10(Mac)です。
数値の効き方
| 項目 | 実用域 | 分かったこと |
|---|---|---|
| ぼかし(ガウス) | 0.5〜250px | 画素差は 8.7→19.6 で頭打ち。16px を超えると見た目の差が小さい |
| の適用量 | 10〜500% | 画素差 1.1→49.0。効き方がほぼ比例する |
| ハイパス | 0.5〜100px | 3px 前後で画素差がほぼ最大(39.8→49.2)。大きくしても変わらない |
| ノイズを加える | 1〜120% | 画素差 2.3→103.8。一番素直に効く |
| 明るさ | −120〜120 | 0 で差 0、±120 で 82.5 |
| コントラスト | −50〜100 | 画素差は最大 19.0。明るさより効きが弱い |
| 露光量 | −3〜3 | 画素差 113.4。明るさよりはるかに強い |
| 彩度 | −100〜100 | 45.1 |
| 色相の回転 | −180〜180 | 64.4 |
| 最大値/最小値 | 1〜32px | 21→56。文字や形を太らせる・細らせるのに使える |
| 2階調化 | 32〜224 | 82〜167。しきい値で絵が激変する |
| レイヤーの不透明度 | 0〜100 | 0→164(直線的に効く) |
サムネでの使い所
- 背景の写真をぼかして文字を立てる → ガウス 8〜16px。それ以上は時間の無駄
- 写真をくっきりさせる → アンシャープは比例して効くので、100% を基準に上下する
- 写真の背景を暗く落とす → 明るさではなく露光量を −1 前後。レベル補正でも可
- 文字のシルエットを太らせる → 「最大値」フィルター(2〜6px)。縁取りと違って角が丸くならない
注意
- この表のテスト画像は毎回違う雲模様(乱数)で描いたので、行どうしの数字は厳密には比べられません。同じ行の中(適用前後)の差は正しいです。傾向を見る用です。
- 画素差は「見た目の変化の強さ」の目安で、仕上がりの良し悪しではありません。
